社会
たった6日で5年分の雪―でも“昔の冬”とは比べものにならない
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1週間で最多記録を更新
2026年が始まってまだ1週間だが、オランダではすでに「雪の日」が6日間に達し、過去5年間で最も多い記録となっている。これはユトレヒト近郊にあるKNMIの本部があるデ・ビルト(De Bilt)での観測に基づくもので、2021年に記録された年間12日の降雪日以来の多さである。
かつては61日も雪が降った冬も
オランダの気象機関KNMI(オランダ王立気象研究所)のデータをANP通信が分析したところ、観測開始以来、最も多く「雪の日」が記録されたのは1979年(61日)だったという。その他、2010年は56日の降雪日があり、これはオランダで最後に「ホワイトクリスマス」(12月25日・26日の降雪)が観測された年でもある。
KNMIの気象学者Peter Siegmund氏はNOSの取材に対し、「実のところ、雪は昔から毎年降るものではなかった。ただし、この21世紀では明らかに降雪が少なくなっている」と語った。「1950年代からの降雪データを見ると、20世紀の方が明らかに雪の回数が多かったことがわかる」という。
温暖化で気温2度上昇
Siegmund氏は、気温上昇が雪の減少に直結していると指摘する。「気温はすでに2度上昇しており、特に冬は雨が増えている。この世紀に寒波が来たのは1度きりで、前の世紀では3年ごとに寒波が来ていた」と述べ、地球温暖化の影響がオランダの気候にも明確に表れていると説明した。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


