メインコンテンツへスキップ
オランダ、車の保有台数は増加も運転距離はコロナ前比で約6%減
社会

オランダ、車の保有台数は増加も運転距離はコロナ前比で約6%減

この記事をシェア ✓ コピーしました

📦 この記事は旧 HARRO LIFE(https://harrojp.com/articles/061125-1)からの移行アーカイブです。

車の数は増加、運転時間は短縮

オランダ統計局(CBS)が発表した最新データによると、オランダ国民は2019年と比べて平均6%短い距離しか車を運転していない。この傾向は、新型コロナウイルスのパンデミック以降、生活や働き方のスタイルが変化した影響と考えられている。

オランダではコロナ禍以降、在宅勤務の普及やオンライン学習の増加により、自家用車を日常的に使う機会が減ったとされている。

総走行距離は過去最高を更新

一方で、車の登録台数は年々増加しており、2024年時点では約990万台となった。これは2019年の約930万台を大きく上回る数字である。結果として、全国の総走行距離は1220億kmを超え、ついにパンデミック前の水準を上回った。

CBSの別の報告によれば、オランダの道路上を走る車の約80%は個人所有車である。残りは法人車両やリース車などが占める。

コロナ後の回復と変化の兆し

CBSは、「2019年以前は車による走行距離がほぼ毎年増加していたが、2020年には前年比17.8%の急減があった」と報告している。以降、数年かけてゆるやかに回復してきたが、完全には戻っていないというのが実態である。

所得による車利用の差も明確に

データからは、高所得世帯が車を所有する割合が高く、より長距離を運転する傾向があることも明らかになっている。逆に、低所得層では公共交通や自転車の利用が多く、保有率や運転距離は低くなる。

都市部(特にアムステルダムやユトレヒト)では、駐車スペースの不足や交通渋滞を理由に車を所有しない世帯も多く、モーダルシフト(交通手段の転換)が進んでいるとされる。こうした都市政策も、走行距離の抑制に影響を与えている可能性がある。

参考

この記事をシェア ✓ コピーしました

📩 毎朝配信

明日のオランダニュースも、メールで読みませんか

毎朝、その日のニュース要約と音声版(ポッドキャスト)がメールで届きます。無料です。

無料で購読する

関連ニュース