学校での水泳授業の義務復活、オランダ政府が否決
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「優先すべきは基礎学力」
青少年・予防・スポーツ担当のKarremans国務長官は、義務的な学校水泳授業の復活を見送る方針を下院(Tweede Kamer)に通達。
その主な理由として、以下を挙げた。
・予算規模が大きすぎる
(1億4500万ユーロ)
・教師への負担が重く、授業時間が削られる
・学力(読み書き、算数)に集中する必要がある
実施コストと授業時間の課題がネックに
政府による評価では、学校水泳を義務化した場合、
・移動時間
・着替えの時間
・授業そのものの拘束時間
などが学校教育全体に大きな負荷を与えると結論づけられた。教師からも、他教科の時間を圧迫するとの懸念の声が上がっている。
水泳授業の歴史と衰退の背景
学校水泳は1960年代に導入され、水の多いオランダで子どもの溺死防止を目的としていた。8歳ごろから週1回、プールに通って水泳ディプロマを取得するのが一般的だったが、1980年代以降、コストの問題で責任が学校や自治体に移され、次第に廃止されていった。
現在は親が自主的に子どもをスイミングスクールに通わせる形が主流となっている。
政府の代替策
Karremans国務長官は、学校水泳を義務化しない代わりに、既存の支援制度を強化すると発表。
多くの自治体ではすでに低所得家庭向けの水泳補助制度を用意している。しかしこれらは「オンラインで見つけづらく、申請も複雑」という問題があり、今後は、支援情報のわかりやすい発信と、資格未取得の子どもの特定と支援に注力するとしている。「ディプロマを持っていない子どもを的確に見つけ、少なくとも1つは取得できるよう支援すべきだ」とKarremans氏は語った。
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情報源: HARRO LIFE (legacy)



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