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子どものスポーツに新ルール?ヘディング禁止とヘルメット義務化を提案
社会

子どものスポーツに新ルール?ヘディング禁止とヘルメット義務化を提案

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📦 この記事は旧 HARRO LIFE(https://harrojp.com/articles/040925-1)からの移行アーカイブです。

子どもの頭部保護の必要性が高まる

オランダの科学的アドバイス機関であるHealth Councilは、1回の軽い頭部打撃でも脳震盪や重大な脳損傷を引き起こす可能性があると警告している。また、頻繁な頭部への衝撃は認知症やパーキンソン病、ALS(筋萎縮性側索硬化症)などのリスクを高め、プロのサッカー選手は一般人に比べ2〜3倍認知症を発症しやすく、子どもはより脆弱であると指摘している。

評議会の具体的提言内容

サッカー
12 歳未満へのヘッディングは禁止、18 歳未満には強く控えることを推奨。

ラグビー・格闘技など
12 歳未満のタックルやヘッドバットは禁止とし、18 歳未満には強い非推奨。

スケート、乗馬、スキーなど
転倒による頭部負傷のリスクが高いため、すべての年齢層にヘルメットの着用を義務付けるよう提言している。これには、レクリエーション層も含まれる。

海外でのヘッディング制限の事例も

他国においては以下のような制限や指針も実施されている:

ベルギー(フランデレン)
9歳以下の子どもに対してヘッディングを禁止。

イングランド
2020年以降、12歳以下に段階的な制限を導入。

スコットランド
17歳以下へのヘッディング練習を非推奨とするガイドラインを導入。

アメリカ
10歳以下は禁止、11~13歳は週に30分以下の練習として制限。

現行のヘルメット利用の状況と課題

スケートにおいては、一部競技(マラソン、ショートトラックなど)でヘルメットが既に義務化されているが、レクリエーション用途では未だ義務化されていないことが多い。

ただし、ヒーレンフェーンのリンク「Thialf」では2024年9月から全スケーターにヘルメット義務を導入しており、スケート界でも徐々に常識化の動きが進んでいる。

政策対応の可能性

この提言を受け、オランダの保健・スポーツ行政を担当するVVD所属のJudith Tielen国務秘書が対応を検討することになるが、現段階で義務化されるかは未定であり、スポーツ評議会の提言は法的拘束力を持たないアドバイスにとどまっている。

参考

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