社会
NATOサミット開催のために追い出されたホームレスにギフト券
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追い出されたホームレスたち
先週ハーグで開催されたNATOサミットの影で、ワールドフォーラム周辺の森(スヘフェニンゲセ・ボッシェスおよびハーフセ・ボス)に滞在していた約40人のホームレスが、緊急条例により退去を強いられた。彼らは一時的に空き校舎へと避難させられ、さらに別の35世帯のホームレス家族も、ホテルの予約変更により他の宿泊施設に移された。
スポーツ店のギフト券を配布
NATOサミットに備えて森の清掃が行われたことで、置き去りにされたテントや所持品が処分されてしまった可能性がある。このため救世軍は、失われた持ち物に対する補填として、スポーツ用品店のギフト券を配布した。
ハーグ市当局はこれを「高貴な行動」と評価した。
支援団体「皮肉な施策」と批判
しかし、ホームレス支援団体Straat ConsulaatのJan de Vries氏は、「超高額なサミットと路上生活者への扱いの落差は、ホームレス対策がいかに機能していないかを痛感させる」と批判。
「ギフト券を渡すのが“精一杯”という現実。NATOサミットと同等の予算がホームレス支援に使われていれば、今ごろはもっと持続的な解決に近づけていたはずだ」と語っている。
その後の支援は?
ハーグ市は、退去後も必要に応じた支援を提供していると説明。ただし、元の森に戻って生活している人もおり、現在どの程度の人に支援が届いたのかについては「まだ集計中」として詳細は明らかにしていない。
「少なくとも、一部の人とは医療・避難所・帰国支援などへの案内の話し合いが行われた」と市の広報は述べている。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


