メインコンテンツへスキップ
ルッテNATO事務総長、ゼレンスキー大統領をNATOサミットに招待
政治・行政

ルッテNATO事務総長、ゼレンスキー大統領をNATOサミットに招待

この記事をシェア ✓ コピーしました

📦 この記事は旧 HARRO LIFE(https://harrojp.com/articles/040625-2)からの移行アーカイブです。

ルッテ事務総長の決断

複数のNATO関係者の話によると、NATO新事務総長となったオランダ前首相マーク・ルッテ(Mark Rutte)が、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymry Zelenskyy)大統領をハーグ開催のNATOサミットに招待したという。

両者は6月2日(月)に直接会談しており、ゼレンスキーは「我々の出席は、ロシアに対する明確なシグナルになる」と示している。

米国とハンガリーは招待に消極的

昨年のワシントンD.C.サミットではゼレンスキーは歓迎されたが、当時の米大統領はバイデン。現在はトランプ政権が再登場し、ウクライナとの距離を置いた姿勢が見られている。米政府内部では、ゼレンスキー参加に反対する意見が強かったとされている。

また、ハンガリーもウクライナの出席に反対しており、サミット内での政治的立場の違いが際立っている。

参加内容は未確定

ゼレンスキーが参加する具体的なセッションやイベントは未公表だが、以下のような可能性が報道されている:

・国防相、外相会合の傍聴または共同声明セッション

・非公式ディナー(国王主催)

・公式プログラムとは別の特別会合

ゼレンスキーはこれまで、NATO加盟を強く志向しているが、ロシアの反発により正式加盟は難航している。

オランダの立場と首相の対応

内閣崩壊前のシューフ首相も、欧州諸国と足並みを揃え、ルッテにゼレンスキー招待を要請。オランダは引き続き、ウクライナの領土防衛支援を継続する立場をとっており、政権交代後もその方針は維持されている。

背景

・5月末
ウクライナ軍が、数十機の軍用機と複数基地を破壊するドローン攻撃を実行。事前に米政府には通達なし。

・5月25日
ロシアがウクライナに対し大規模空爆を実施。これに対し、トランプ大統領が異例の発言:「プーチンに何が起きたんだ?長年うまくやってきたのに、今はロケットで都市を攻撃し人々を殺している。気に入らない。」

この発言により、トランプ政権内でもロシアへの対応に変化の兆しが見えるものの、依然としてウクライナへの直接支援には慎重姿勢。

今後の展望

ゼレンスキーのサミット参加が実現すれば、NATO側の「ウクライナとの結束」というメッセージが強まる一方で、米・ハンガリーとの調整や内部の足並みの乱れが露呈する可能性もある。

ルッテ新事務総長の初の大舞台となるこのサミットで、NATOの結束と戦略的立場の再確認が試されることになる。

参考

この記事をシェア ✓ コピーしました

📩 毎朝配信

明日のオランダニュースも、メールで読みませんか

毎朝、その日のニュース要約と音声版(ポッドキャスト)がメールで届きます。無料です。

無料で購読する

関連ニュース