ルッテNATO事務総長、ゼレンスキー大統領をNATOサミットに招待
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ルッテ事務総長の決断
複数のNATO関係者の話によると、NATO新事務総長となったオランダ前首相マーク・ルッテ(Mark Rutte)が、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymry Zelenskyy)大統領をハーグ開催のNATOサミットに招待したという。
両者は6月2日(月)に直接会談しており、ゼレンスキーは「我々の出席は、ロシアに対する明確なシグナルになる」と示している。
米国とハンガリーは招待に消極的
昨年のワシントンD.C.サミットではゼレンスキーは歓迎されたが、当時の米大統領はバイデン。現在はトランプ政権が再登場し、ウクライナとの距離を置いた姿勢が見られている。米政府内部では、ゼレンスキー参加に反対する意見が強かったとされている。
また、ハンガリーもウクライナの出席に反対しており、サミット内での政治的立場の違いが際立っている。
参加内容は未確定
ゼレンスキーが参加する具体的なセッションやイベントは未公表だが、以下のような可能性が報道されている:
・国防相、外相会合の傍聴または共同声明セッション
・非公式ディナー(国王主催)
・公式プログラムとは別の特別会合
ゼレンスキーはこれまで、NATO加盟を強く志向しているが、ロシアの反発により正式加盟は難航している。
オランダの立場と首相の対応
内閣崩壊前のシューフ首相も、欧州諸国と足並みを揃え、ルッテにゼレンスキー招待を要請。オランダは引き続き、ウクライナの領土防衛支援を継続する立場をとっており、政権交代後もその方針は維持されている。
背景
・5月末
ウクライナ軍が、数十機の軍用機と複数基地を破壊するドローン攻撃を実行。事前に米政府には通達なし。
・5月25日
ロシアがウクライナに対し大規模空爆を実施。これに対し、トランプ大統領が異例の発言:「プーチンに何が起きたんだ?長年うまくやってきたのに、今はロケットで都市を攻撃し人々を殺している。気に入らない。」
この発言により、トランプ政権内でもロシアへの対応に変化の兆しが見えるものの、依然としてウクライナへの直接支援には慎重姿勢。
今後の展望
ゼレンスキーのサミット参加が実現すれば、NATO側の「ウクライナとの結束」というメッセージが強まる一方で、米・ハンガリーとの調整や内部の足並みの乱れが露呈する可能性もある。
ルッテ新事務総長の初の大舞台となるこのサミットで、NATOの結束と戦略的立場の再確認が試されることになる。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


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