アムステルダムの老舗パンケーキ店が解体、跡地は緑豊かな新公園に
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「De Carrousel」が姿を消す
アムステルダム中心部のウェータリングサーキット沿いにあった有名なパンケーキ店「De Carrousel(デ・カルーセル)」が、先週末に解体された。再開発の一環として、跡地には公園と遊び場が整備される。
跡地は公園として再整備
新たに整備される「Weteringpark(ウェーテリング公園)」には、以下の施設が設けられる予定である:
・25本の新たな樹木
・遊具のリニューアル
・シンゲル運河沿いの遊歩道
・アート作品や記念碑の設置場所
また、公園内の遊具建屋には太陽光パネル、緑化屋根、ヒートポンプなど環境配慮型の設備が導入される。工事完了は2026年春の見込みである。
戦後から続いた店の歴史
Stuij家は数十年にわたり店を経営してきた。第二次世界大戦後、Aart Stuij氏の叔父が広場でポフェッチェ(オランダ風ミニパンケーキ)を売り始めたのが始まりである。
1975年
Aart Sr. がポフェッチェの屋台を開設
1988年
De Carrousel を開業
この店は地元住民だけでなく観光客にも親しまれ、2022年にはTrip AdvisorのTraveller’s Choice賞を受賞している。
店主の怒りと市の説明
店主のAart Stuij氏は、「この対応には全く満足していない。60人の従業員が職を失った」と語っている。また、「私は簡単には引き下がらない」と付け加えた。彼は市からの通知が不十分だったと批判し、新しい公園が好ましくない人物たちを呼び寄せる可能性にも懸念を示している。
一方で市側は、「店が新しい公園の設計に合わず、安全上の問題もあった」と説明。店側との法的争いの末、裁判所の判断を経て解体が決定された。
Ajaxの選手も訪れた文化の場
De Carrouselは単なる飲食店ではなく、文化的な交流の場でもあった。1996年には、当時アヤックスの監督だったLouis van Gaal氏の指導のもと、新加入選手のMariano JuanとIván Gabrichがアムステルダムやオランダ文化に親しむ一環としてこの店を訪れている。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


