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オランダ、ロンドンサミットでウクライナ支援の具体的約束なしと発表
政治・行政

オランダ、ロンドンサミットでウクライナ支援の具体的約束なしと発表

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オランダ、ウクライナ支援の約束を避ける

オランダのDick Schoof首相は、3月3日にロンドンで開催されたウクライナ支援に関する首脳会議について、「具体的な金額や支援内容の約束はしていない」と明言した。「私は具体的な金額について言及せず、具体的な約束もしていない」と、会議後の記者会見で述べた。

NATO加盟国の防衛費2%達成が最優先

今回のサミットは、ウクライナの立場を強化し、ロシアへの経済・軍事的圧力を強めることを目的としていた。また、欧州防衛の強化についても議論が行われた。NATO事務総長のMark Rutte氏は、複数の加盟国が追加の防衛投資を発表したと述べたが、オランダは現時点では具体的な資金提供には踏み込まなかった。Schoof首相は、「まずはNATO加盟国全てが国防費をGDPの2%に引き上げることが重要だ。それが達成されれば、欧州防衛に必要な資金が確保できる」と強調。

また、ウクライナの安全保障についても議論が進められ、「各国の軍事プランナーが集まり、どのような安全保障保証が必要か検討することが決まった」と述べた。

米国との関係維持が欧州防衛のカギ

Schoof首相は、「欧州が独自の防衛体制を強化することは不可避」としながらも、「アメリカの協力なしでは何も成り立たない」と発言。トランプ大統領が就任して以来、ワシントンとの関係は緊張状態にある。トランプはウクライナ戦争の終結を最優先とし、ロシアとの交渉を進めている。この姿勢はウクライナとEUにとって不安要素となっており、今回のサミットの緊急性を高める要因となった。

トランプは「ヨーロッパは自らの安全をもっと自力で守るべき」との立場を強調し、ウクライナへの安全保障の提供は欧州の責任と考えている。しかし、欧州各国はアメリカが完全に支援を放棄しない形での合意を模索している。

「万が一、状況が完全に悪化した場合に備え、米国にも一定の支援を約束してもらうことが必要だ」とSchoof首相は述べた。

ロンドンサミットの参加国と今後の展望

今回のサミットには、10カ国以上の欧州諸国に加え、トルコ、カナダ、NATO事務総長Mark Rutte氏、欧州委員会委員長Ursula von der Leyen氏、欧州理事会議長António Costa氏が参加した。

オランダは数日〜数週間以内にウクライナの安全保障に関する協議に参加する予定であり、英国・フランスが主導する防衛協力に加わる可能性がある。

参考

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