オランダのイスラム教徒がラマダン開始、慈善活動や交流イベントが活発に
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ラマダンを迎え、慈善活動が活発に
オランダのイスラム教徒がラマダン(断食月)を迎え、全国各地で祈りや慈善活動が行われている。ラマダンの開始日は、トルコ系ムスリムは天文学的計算に基づいて事前に決定する一方、アラブ系ムスリムはサウジアラビアの発表に従い、今年は3月8日(金)から開始された。
ラマダンは、イスラム暦(太陰暦)に基づくため、毎年時期が変動する。この期間、ムスリムは日の出から日没まで飲食や欲望を断ち、精神を清める。ただし、子ども、高齢者、妊婦、旅行者などは断食の免除対象となる。
モスクでのイフタールと慈善活動
全国のモスクではイフタール(断食明けの食事)を提供し、困窮者への食糧配布が行われている。オランダ政府とイスラム教徒の対話機関(CMO)によると、今年の募金活動では、ガザへの人道支援が主な焦点となっている。また、オランダ国内の受刑者約5,500人にラマダンパッケージが送られる予定だ。
さらに、オランダ・イスラム財団(Islamitische Stichting Nederland)が代表する148のモスクでは、非ムスリム向けのオープンハウスイベントを実施。ラマダンの習慣を紹介するガイドツアー、講義、共同食事が行われるほか、イスラムに改宗した人向けの特別プログラムも用意されている。
KNVBがサッカー試合での配慮
オランダサッカー協会(KNVB)は、ラマダン期間中の試合での配慮として、日没後の最初のプレー停止時に断食明けの食事休憩を設ける方針を改めて確認した。このルールは、試合に参加している選手の中に断食を行っているムスリムがいる場合に適用される。オランダでは近年、ラマダン中にプレーするムスリム選手のための配慮が広がっている。
ラマダンの締めくくり
ラマダンは、イード・アル=フィトル(Eid al-Fitr、通称「砂糖祭り」)で締めくくられる。この祝日は家族や友人との集まり、贈り物、祝宴を楽しむ日であり、オランダ国内でもムスリムコミュニティによるさまざまなイベントが予定されている。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


