フォンデルケルク塔の再建に希望―クラウドファンディング始動
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「再建は技術的に可能」
新年の火災で塔が全壊したフォンデルケルク(Vondelkerk)について、建築家Andre van Stigt氏は「再建は可能だ」と語った。
Stigt氏は1981年にも、解体寸前だったフォンデルケルクを占拠・保全し、後に法的手続きを経て修復を成功させた過去を持つ人物。今回もすでに構造計画図面を用意しており**、「オランダにはこのような塔を再建できる職人技が残っている」**と自信を示した。
市民による再建支援が始動
再建費用は高額になると見られるものの、外壁が残っていることから「建物全体の保存は可能」との見方が強まっている。
それに応える形で、以下のクラウドファンディング活動が始まった:
・Hart voor het Vondelpark財団が専用の寄付口座を開設
・Stichting Vondelkerk 2026(フォンデルケルク2026財団)も寄付を募集中
また、市当局はこれらの取り組みを統合する中央的な復旧基金の設立も検討しており、今後はさらなる支援の枠組みが構築される可能性がある。
教会共同体も喪失に衝撃
2017年からフォンデルケルクを拠点としていたリバティ教会(Liberty Church)も、「この建物には私たちの共同体、そしてアムステルダム市にとって数え切れないほどの大切な思い出が詰まっている」とコメント。
今後の礼拝については以下のように対応している:
午後の礼拝
アムステルダム・ザウドのトーマス教会(Thomaskerk)で実施
日曜朝の礼拝
現在、別会場の調整中
教会側は「忍耐と祈りに感謝します」と信者に呼びかけている。
住民は帰宅、街に残る火災の痕跡
大晦日から元日にかけて一時避難していたフォンデル通り(Vondelstraat)沿いの住民約90世帯は、木曜までに無事帰宅した。一時的な停電もすでに復旧しており、避難所として使われていたP.C.フーフト通りの施設は閉鎖された。
火災原因は、花火が教会塔に着火した可能性が高いと見られており、調査が進められている。
アムステルダム市長Femke Halsema氏は、「フォンデルケルクはこの街でもっとも親密で、心に残る記念碑の一つ」と述べ、再建への支援が広がることへの期待をにじませた。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


