社会
オランダ初、コアラの赤ちゃん誕生―レーネンの動物園で快挙
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国内唯一のコアラ飼育園で出産
オランダ・レーネンにあるOuwehands Dierenpark(オーヴェハンズ動物園)は7月31日(木)、園内でコアラの赤ちゃん(joey)が誕生したと発表した。オランダ国内では初の繁殖例であり、同園が国内唯一のコアラ飼育施設でもあることから、動物園関係者は「極めて貴重な出来事」として喜びを表明している。
毛も目もない状態で誕生
赤ちゃんは約2か月前に誕生したが、コアラの新生児は無毛かつ盲目の状態で生まれ、すぐに母親の育児嚢(ポーチ)に入り込む。数か月間は外から姿が見えない。飼育員たちは最近になって、母親の袋の中で動く「こぶ」を確認し、赤ちゃんの存在を確信したという。
動物園は「赤ちゃんが袋から初めて顔を出すのは年末ごろになる見込み。その後、母親の背中に乗って動くようになる」と発表。
4月の導入以来ついに繁殖に成功
この繁殖の快挙は、2024年4月にコアラたちが同園にやってきて以来、複数回の交配を試みた末の成功だった。現在、雄2頭・雌1頭が個別の囲いで飼育され、交代で同居させていたという。
今回の妊娠・出産は、動物園の計画的な繁殖努力が実を結んだ結果といえる。
種の保全にも貢献
コアラは、オーストラリアでの森林火災や洪水、都市開発による生息地喪失により、現在絶滅危惧種に指定されている。
Ouwehands Dierenparkの飼育部門責任者Marijn Poldermans氏は、今回の出産についてこう語っている。「コアラの誕生は、チーム全体にとって素晴らしい節目であり、この特別な種の保護に向けた重要な一歩でもある」
情報源: HARRO LIFE (legacy)


