ナイメーヘン、歩行イベント中の中心街でのアルコール販売を禁止へ
📦 この記事は旧 HARRO LIFE(https://harrojp.com/articles/010625-2)からの移行アーカイブです。
“街なか酒類販売”を規制
オランダ東部の都市ナイメーヘン市は、7月12日(土)~18日(金)に開催される「フィアダーフェースト(Vierdaagsefeesten)」の期間中、市中心部のスーパーや小売店でのアルコール販売を正午~深夜0時の間禁止する条例を可決した。賛成35票・反対3票という圧倒的多数での可決であり、同イベントの社会的影響への対策として注目されている。
「フィアダーフェースト」は、世界最大級の徒歩イベント「国際四日間行進大会(Vierdaagse)」と並行して開催される一大ストリートフェスティバルで、ナイメーヘン市内が音楽・パレード・露店で賑わう週である。
“安酒の乱売を防ぐ”
Hubert Bruls市長は、「普段は使われていない小売店舗がこの週だけ突如として安価な酒類を大量販売する状況がある。これにより、大勢の来場者が大量のアルコールを安価に購入しやすくなってしまっている」と発言。さらに、「若者の過剰飲酒やポイ捨ても深刻化しており、規制の必要性は明らか」と強調した。
公正な競争環境を求める声
以前から市内の飲食店経営者らは、リテールでの低価格アルコール販売が自分たちの営業に悪影響を与えていると訴えていた。来場者がスーパー等で購入した酒を手に、バーやカフェのテラス席でイベントを楽しむケースが多く、店舗でのドリンク購入が敬遠されるという状況が続いていた。
今回の新規制は、アルコール乱用の抑止に加え、市内の正式な飲食営業許可業者にとって公平な営業機会を確保する目的も含まれている。
フェスティバル都市としての課題
ナイメーヘンはオランダ最古の都市のひとつでありながら、近年は「歩く都市」「フェスティバル都市」として国内外から観光客を集める。毎年この時期には数十万人規模の来場者が集まり、アルコール問題や騒音・衛生などの市民生活への影響が課題となっている。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


