氷と雪の2月、それでも記録的な暖かさ─月末は観測史上最も穏やかに
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記録的に暖かい2月
気象サイトWeeronlineによると、オランダの今年2月は全体として非常に穏やかで、やや少雨ながら曇天の日が多かった。全国平均気温は5.8℃に達し、1996〜2025年の平年値4.4℃を大きく上回った。
長期的な温暖化傾向も改めて示された。2月の気候平年値は、1980年代の2.3℃、1971〜2000年の3.0℃、1981〜2010年の3.3℃から、現在の4.4℃へと着実に上昇している。
デ・ビルトでも霜日は少なめ
基準観測所であるデ・ビルト(De Bilt)では、霜日(最低気温0℃未満)は5日のみで、平年の11日を下回った。-5℃未満の中程度の霜は1日だけで、最低気温は2月14日の-5.2℃であった。氷日(最高気温も0℃未満)は記録されなかった。
北東部ではより寒く、ニーウ・ベールタ(Nieuw-Beerta)で14日、エールデ(Eelde)とホーヘフェーン(Hoogeveen)で各13日の霜日を観測。一方、フリシンゲン(Vlissingen)では霜日ゼロと、地域差が顕著であった。
月末は観測史上最暖
2月25日は気象学的な春の始まりであり、デ・ビルトで17.3℃、アイントホーフェン(Eindhoven) とマーストリヒト(Maastricht)では19.8℃を記録。これはオランダにおける2月25日として史上最高であり、この冬全体で最も暖かい日となった。
デ・ビルトでは月末1週間の平均気温が10.5℃に達し、2021年の従来記録9.5℃を更新。2月下旬の平年値5.1℃を大きく上回った。
日照不足と地域別降水量
2月の日照時間は全国平均76時間で、平年の95時間を下回った。西部や北西部、南リンブルフ(southern Limburg)の一部では比較的日照があったが、南西部と北東部は特に曇天が多かった。
降水量は全国平均58ミリで、平年65ミリをやや下回った。ノールトホラント州(Noord-Holland)やフレヴォラント州(Flevoland)では25〜40ミリと乾燥気味だった一方、南リンブルフでは100ミリ超を観測。ファールス(Vaals)で126ミリ、エペン(Epen)で135ミリに達した。
氷雨と積雪も
平均気温は高かったが、冬らしい天候もたびたび出現した。2月2日には北部で氷雨により路面が危険な状態となり、翌日には同地域に対しレッド警報が発令された。
2月5日と6日にも再び氷雨が発生。15日と16日には全国的に1〜2インチ(約2〜5センチ)の積雪があり、19日にも一時的に湿った雪が降った。
情報源: HARRO LIFE (legacy)


