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コロナ後遺症の子ども向け専門治療センターが開設へ
社会

コロナ後遺症の子ども向け専門治療センターが開設へ

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後遺症治療のための専門センター開設

オランダでは、コロナ後遺症による重い症状に苦しむ子どもたちのための専門クリニックが来週から運営を開始する。治療センターは、アムステルダム、マーストリヒト、ユトレヒトの大学病院に設置され、2月5日(月)から正式に開設される。

これらのセンターは「ポスト・コロナ専門センター(post-covid expertise centers)」と呼ばれ、成人向けの施設は昨年11月からすでに運営されていた。子ども向けのセンターの開設は今回が初めてとなる。

すでに数百人の子どもが登録

昨年11月1日から、かかりつけ医(GP)を通じて子どもの治療予約が可能となっており、オランダ大学医療センター連盟(NFU)によると、すでに数百人の子どもが登録済みだという。センター開設に伴い、今後さらに多くの子どもが治療を受けると予想されている。

成人向けのポスト・コロナ専門センターは、アムステルダム、マーストリヒト、ロッテルダムに設置されており、NFUはこれまでの治療件数や患者の回復状況については公表していない。

子ども向けの特別な治療

大学病院連盟は、子どものコロナ後遺症治療には特別なアプローチが必要であると指摘している。

「子どもの治療には、成長と発達に基づいたアプローチが求められます。」

また、医師同士が情報を共有することの重要性も強調されており、成人の後遺症治療の知見を子どもの治療に応用することが期待されている。

コロナ後遺症で生活が制限される子どもたち

オランダでは2020年以降、ほとんどの国民が新型コロナウイルスに感染しており、多くの人は後遺症なく回復したが、一部の人々は慢性的な疲労感、息切れ、集中力の低下、光や音への過敏症などに悩まされ続けている。

こうした症状によって、学校に通えない、友人と交流できないなど、子どもたちの日常生活に深刻な影響が出ている。医師たちは依然としてコロナウイルスがどのようにしてこれらの症状を引き起こすのか、また効果的な治療法は何かを研究中だ。

保健大臣「このセンターが希望になる」

オランダのフルール・アーヘマ保健大臣は、専門治療センターの開設について次のように述べた。「多くの子どもたちが学校やスポーツ、友達との時間を失い、人生が止まってしまっている。このセンターが、彼らとその家族にとって希望となることを願っています。」

政府としても、コロナ後遺症に苦しむ子どもたちを支援し、より効果的な治療を提供できるよう努めていく方針だ。

参考

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