爆発物を積んだ車がアムステルダムで警察追跡中に衝突、武装した乗員が逃走
オスドルプ地区で数十世帯が約9時間避難、ドイツATM爆破との関連も
火曜日の昼過ぎ、アムステルダム西部のオスドルプ地区ニールケルケ通りに、一台の黒いBMW M1が猛スピードで突っ込んできた。目撃者によれば、車はスピードバンプに乗り上げて衝突。乗員の少なくとも1人が武装していたとされ、複数名がその場から徒歩で逃走した。警察はこの車を、ドイツ・ヘッセン州フュルトで発生したATM爆破事件の現場付近で確認したことをきっかけに追跡していたという。
爆発物製造材料を車内で発見、半径100mを封鎖
警察が車内を調べたところ、爆発物製造に使われる材料が発見された。当局はただちに専門の爆発物処理チームを派遣し、周辺100メートル以内にある数十世帯を避難させた。住民がようやく自宅に戻れたのは、事故からおよそ9時間後のことだ。問題の車は最終的にレッカー車で搬出された。警察は目撃情報の提供を市民に呼びかけるとともに、この地域での爆発物の保管に関する情報も求めている。なお、車に乗っていた人数は現時点では不明だ。
越境犯罪の温床として知られるオスドルプ
ドイツ警察によれば、フュルトでのATM爆破では現金の盗難は確認されなかったものの、設置されていた建物が爆発によって大きく損傷した。オランダではキャッシュレス決済が広く普及しているのに対し、ドイツでは現在も現金が多く使われており、ATMの現金保有量が多い傾向がある。こうした事情から、アムステルダム西部のオスドルプ地区は、ドイツのATMを狙う越境犯罪グループの拠点として当局に認識されている。
この地区では先月も、オスドルパー・バン沿いの地下ジムで手製爆発物による爆発が発生し、7人が負傷、周辺のアパート1棟全体が避難を強いられた。その際、24歳と23歳の男2人が逮捕されており、いずれも負傷者の中に含まれていた。検察は両名について、爆発物の製造計画および爆発物材料の所持の疑いがあるとしている。
在蘭日本人への影響と今後の注目点
今回の事件はアムステルダム西部に限定された出来事だが、爆発物を積んだ車が一般住宅街に突入したという事実は、オスドルプ周辺に住む人々にとって決して他人事ではない。警察はまだ逃走した乗員を特定・逮捕できておらず、捜索は続いている。越境犯罪グループとの関連が疑われる事案が同地区で相次いでいることから、当局の取り締まり強化が今後どのように進むかが注目される。不審な動きや情報がある場合は、警察への連絡が求められている。
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情報源: DutchNews



