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干ばつでデフェンターの港が無期限閉鎖――IJssel川水位が危険水域に
社会 読了 2分

干ばつでデフェンターの港が無期限閉鎖――IJssel川水位が危険水域に

トウェンテ運河も閉鎖中、内陸水運に1日最大50万ユーロの損失試算

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今夏の干ばつにより、オランダ東部を流れるIJssel川の水位が異常な低水準にまで落ち込んでいる。デフェンター市は公式サイトで、港への船舶の入港を今週木曜まで、出港を金曜夜までに制限し、今週末から港を無期限閉鎖すると発表した。「水門の損傷、船舶トラブル、ハウスボートへのリスク」を防ぐための措置だという。

閉鎖を決める「NAP+45cm」という基準

デフェンターの港の運用規則では、港の外側の川の水位がNAP(アムステルダム標準水位)基準値+45cm未満に達した場合、閘門を閉鎖しなければならないと定められている。NAPはおよそ海面と同等の基準値であり、川の水位管理の目安として広く用いられる。市の予測によると、今週土曜日にこの水準に達する見込みで、それ以降は状況が改善するまで港は封鎖されたままとなる。同様の閉鎖が前回起きたのは2018年で、その際は約2週間後に再開にこぎつけた。ただし今回の干ばつがどれほど長引くかは現時点では不透明だ。

広がる影響――トウェンテ運河も閉鎖、経済損失は1日最大50万ユーロ

デフェンター港だけでなく、アルメロ・ヘンヘロ・エンスヘーデを結ぶトウェンテ運河も先週土曜から閉鎖中だ。この運河は水位がNAP+9.10メートルに回復するまで再開できない見通しで、地域の物流に深刻な影響を与えている。地域連絡機関のTwente Boardはすでにフィンセント・カレマンス交通インフラ大臣に対して、被害を受けた事業者への財政支援を求める書簡を送付した。

内陸水運の業界団体「コニンクライケ・ビネンファールト・ネーデルランド(KBN)」は、一連の閉鎖によって地域経済が被る損失は1日あたり12万5千〜50万ユーロに上ると試算している。内陸水運はオランダの物流を支える重要なインフラであり、運河や河川の閉鎖が長引けば、輸送コストの上昇や供給網の混乱が周辺地域のビジネスや生活にも波及しかねない。オランダ東部に在住・在勤する日本人にとっても、物資の流通や取引先企業の操業への影響として身近な問題になりえる状況だ。

情報源: DutchNews

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