ロッテルダム〜南部間の列車運行、1週間超の中断を経てようやく再開
ケーブル火災が国際列車にも波及——ProRailが昼夜作業で復旧
ロッテルダムとズワインドレヒト間を結ぶ線路で発生したケーブル溝の火災により、1週間以上にわたって停止していた列車の運行が、火曜日の早朝午前5時に再開された。鉄道インフラ管理会社ProRailが昼夜連続で復旧作業を進めた末の再開だが、当初の見込みを大幅に超える時間を要することになった。
200本のケーブル損傷——ラベル焼失が復旧を複雑に
火災が発生したのは先週月曜日。ケーブル溝が燃え、約200本のケーブルが損傷した。ProRailの技術者チームは即座に溶接・接続作業に着手し、24時間体制での修復を続けた。しかし作業は予想以上に難航した。ケーブルに貼られていた識別ラベルも火災で焼失しており、どのケーブルとどのケーブルをつなぐべきかを確認するための追加作業が必要になったためだ。
接続作業が完了した後は、ケーブル全体の動作確認が求められた。月曜日の午後にはProRailが線路上で試験列車を複数回走らせ、信号・保安システムが正常に機能するかどうかを確かめた。最終テストは月曜深夜に実施され、問題なしと判断された。なお火曜日には、ロッテルダム・スタジアム駅ホーム沿いの線路で請負業者による追加工事が予定されているが、ProRailによれば運行スケジュールへの影響はないという。
当初予定の木曜から複数回の延期、国際列車にも影響
復旧の見通しは当初、先週木曜日とされていた。しかし作業の複雑さから期限は複数回にわたって後ろ倒しとなり、最終的に今週火曜午前5時という目標が設定された。
この障害が国内路線にとどまらない影響を及ぼした点も見逃せない。アムステルダムとロンドンを結ぶ国際列車は全面運休となり、ブリュッセルおよびパリへの列車はアムステルダム発でユトレヒト経由の迂回ルートを余儀なくされ、所要時間が大幅に延びた。ユーロスター利用者を含む国際旅客にとっても、今回の障害は無視できない混乱をもたらした。
在蘭日本人への影響と今後
ロッテルダム港周辺やデルフト・ドルドレヒトなどに在住・通勤する日本人にとっては、今回の長期運休が日常の通勤・通学や週末の移動に直接的な影響を与えた。フランスやベルギーへの出張・旅行を計画していた人も、迂回や予定変更を強いられたケースがあっただろう。運行は再開されたものの、今回の事例はインフラの脆弱性が広域の交通網に連鎖的な影響を及ぼしうることを改めて示した形となった。ProRailが今後、同種の事故再発防止策をどのように講じるかが注目される。
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情報源: NOS Algemeen
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